南三陸から気仙沼に戻る途中、噴き潮と2億年前の珊瑚礁遺跡で有名な岩井崎があり立ち寄ってみた。この一帯も防波堤工事が進められていた。市が設営した無料駐車場の先で工事が行われていたため、工事警備の方に噴き潮についてたずねてみたところ「震災の影響で穴が詰まって前ほど噴かない」とのことだった。

松林を歩いていくと視界が開け、三陸の海と空が広がっていた。ちょうど夕方、海からの風はからっとしていた。広い視界の中、岬の先にぽつりとオブジェがあった。近寄ってみると「龍の松」とある。確かに龍の形に似ている。この場所はもっと松が生えていた場所だったが、震災時の津波でほとんどがさらわれ、この一本だけが残った。その形が津波に立ち向かう龍のように見えることから「龍の松」と呼ばれるようになったそうだ。陸前高田の一本松同様、塩をかぶってすでに枯死しているが、津波の記憶と気仙沼の復興のシンボルとして保存されているとのこと。

また同じ場所に江戸時代に活躍した岩井崎の第九代横綱「秀ノ山雷五郎」像もある。津波にさらわれなかったこと、相撲の言葉「のこったのこった」から「津波に耐えて残った、残った」として、これも復興のシンボルの1つに数えられている。

ところで肝心の噴き潮は見れず。タイミングなのか運なのか。それでもぽつりぽつりと観光客がやってきていたので、人気スポットなのだろう。

帰りがてら、被災した大きな建物があった。もともとここは学校で震災時は教職員・生徒とも全員無事に避難、その後、仮校舎が完成するまであちこちの学校を間借りしながら授業を続けた。いまは本校舎の完成を待っている状態だ。もう地図にはない「気仙沼向洋高等学校」。校舎の一部を保存し、津波の巨大なエネルギーを伝える震災遺構の一つとなる。

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